知られざるシベリア抑留の悲劇 占守島の戦士たちはどこへ連れていかれたのか [ 長勢 了治 ]

占守島の戦士たちはどこへ連れていかれたのか 長勢 了治 芙蓉書房出版シラレザルシベリアヨクリュウノヒゲキ ナガセ リョウジ 発行年月:2018年11月12日 予約締切日:2018年10月11日 ページ数:240p サイズ:単行本 ISBN:9784829507476 長勢了治(ナガセリョウジ) 1949年北海道美瑛町生まれ。

北海道大学法学部卒業後、三菱ガス化学入社。

退職後、ロシア極東大学函館校でロシア語を学ぶ。

以後、シベリア抑留問題を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 囚人通訳シャーポシニコフと日本/第1章 昭和二〇年八月一七日深夜、ソ連軍、占守島に侵攻/第2章 マガダン、コルィマは「地獄の収容所」/第3章 最北の捕虜収容所、マガダン第八五五収容地区/第4章 北千島の民間人の抑留と日魯漁業の悲劇/第5章 コルィマの地獄の収容所群/第6章 コルィマを生き延びた日本人受刑者/終章 帰国と死亡者数 日本降伏直後の昭和20年8月17日、ソ連軍が突如、北千島の占守島に侵攻してきた。

占守島の戦いの最前線にいたのは、旭川第七師団編制の村上大隊と竹下大隊を主体とした4000名。

停戦後、武装解除された日本兵は、「日本帰国」とだまされて、最北のシベリアへ送られた。

マガダン・コルィマ収容所で死亡した捕虜154名の詳細データも収録。

飢餓、重労働、酷寒の三重苦を生き延びた日本兵の体験記、ソ連側の写真文集などを駆使して、ロシア極北マガダンの「地獄の収容所」の実態を明らかにする。

本 人文・思想・社会 歴史 日本史

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