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当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)(当芍散、とうしゃくさん) 【製造元】一元製薬株式会社 【効能・効果】 体力虚弱で、冷え性で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、 頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴えるものの次の諸症: 月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、 めまい、立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴り 【用法及び用量】 大人 1回4〜6錠 7〜13才迄 1回2〜3錠 1日3回、食前1時間又は空腹時、温湯で服用 【成分】 (本品100錠中) 日局トウキ末・・・・・3.7g 日局センキュウ末・・・3.7g 日局シャクヤク末・・・4.9g 日局ブクリョウ末・・・4.9g 日局ソウジュツ末・・・4.9g 日局タクシャ末・・・・4.9g 自社製別紙規格水性エキス:3.0g 【漢方専門薬剤師からの注意点】 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)を使用するタイプの人は貧血気味であるため、疲れやすく、めまいや立ち眩みなどをしやすい人です。
また、当帰芍薬散を用いる人は水分代謝も悪くむくみやすいのも特徴です。
不妊症に当帰芍薬散と温経湯がよく用いられるのですが、両処方とも貧血気味で冷え症があり血行が良くないのが共通点なのですが、温経湯を用いる人のほうがより体力がなく、唇が乾燥し、手はほてりやすいのが特徴です。
一般的に温経湯や当帰芍薬散を用いる人の生理痛(月経痛)は生理前にあるのではなく、生理中に痛み、生理の量が少なく薄いというのも特徴としてあります。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は貧血気味でむくみやすい人の冷え症や生理痛、生理不順、不妊症、更年期障害などに使用する漢方薬です。
【創業明治42年赤尾漢方薬局】